アフォンゾ ゲストハウス/Afonso Guest House
一度泊まってみたかったアフォンゾ ゲストハウス。
2023年末、自分へのご褒美!誕生日に合わせて一泊することが出来ました♪
ゴアにやって来た当初、友人の為に滞在先を探していてたまたま見つけた小さな宿。緑に覆われたかわいい外観に惹かれて入ってみました。オーナーさんにいろいろ訪ね、部屋も見せていただきましたっけ。ゲストハウスというだけあって、小さな部屋はとてもこじんまりして居心地がよさそう。シンプルだけど、200年の歴史ある家は、木製の床や天井、石造りの階段など、趣があってとても素敵です。
あれから10年!アフォンゾ ゲストハウスは変わりなく、緑はさらに大きく茂り、ファサードのかわいい佇まいは以前のままでした。
あの時のオーナーさんは現役でお元気そう。そして現在は息子さんがゲストハウスのマネージメントやメンテナンスなどをされているようです。
このアフォンゾゲストハウスは、フォンテーニャス(Fontainhas)と呼ばれるエリアにあります。フォンテーニャスは、パンジム(ゴアの州都)のラテンクォーターとして知られています。ポルトガル占領下時代に栄えた古い建物や街並みが色濃く残り、色鮮やかなポルトガル風のバルコニーと古い瓦屋根の建物が狭い路地を挟んで立ち並んでいます。
ポルトガル風のアズレージョタイルが街の至る所で見られ、伝統的なゴア料理を提供する地元のレストランや趣のあるベーカリーはまさに昔のままの素朴な魅力で溢れています。
この十年の間に、ギャラリーやカフェ、ブティックや図書館など、内装をモダンに改装した建物が出現し、かつては、ひっそりと地元の人が行きかう静かな街も、今では国内外からの観光客を集める、パンジムの新たな人気観光スポットとなっています。
アフォンゾ ゲストハウスは、看板猫のニーシューが迎えてくれるアットホームな空間。なんとものんびりとした時間が流れています。200年の歴史ある建物兼自宅を改装して始めたゲストハウスは、インターネットのない時代、ドイツ版ロンリープラネットに掲載して集客をしたのが始まりだそうです。
私はこの時、オンラインのブッキングサイトから予約を入れたのですが、その後すぐにアフォンゾ ゲストハウスのクリフトンさんから電話があり「オンラインでのブッキングは手数料を取られるから損ですよ、すぐにキャンセルしてください!」驚きを隠せないまま言われる通りにキャンセルし、しかもキャンセル料は発生しないように計らって下さいました。それにしても、こんな親切な事ってある?!
オンラインで買うと何でもお得……ではない事が分かり勉強になりました(笑)
猫がいるだけ好感度良すぎのアフォンゾ ゲストハウスですが、一番の魅力は屋上にあるオープンテラス。クリフトンさんの愛情が込められた観葉植物がイキイキと空間を埋め尽くしています。ただシンプルなテーブルとイスが置かれ、フォンテーニャスの街並みが見渡せるテラスは、間違いなく旅人を癒す心地のいい素敵な空間
ゴアのパンジムに来られたら、是非一度フォンテーニャスで滞在されることをお勧めします。1、2泊すれば十分!1日あれば見て回れる小さなエリアですが、通りでバイオリンを弾くおじさんを見かけたり、ポルトガル語が聞こえてきたり、古い町並みに同化した宿に泊まって、異空間をゆっくりと感じ、違った文化や生活を垣間見る、インドのゴアならでは!楽しい体験になると思いますよ~。