フォンテーニャスは、パンジム(ゴアの州都)のラテンクォーターとして知られています。ポルトガル占領下時代に栄えた古い建物や街並みが色濃く残り、色鮮やかなポルトガル風のバルコニーと古い瓦屋根の建物が狭い路地を挟んで立ち並んでいます。
ポルトガル風のアズレージョタイルが街の至る所で見られ、伝統的なゴア料理を提供する地元のレストランや趣のあるベーカリーはまさに昔のままの素朴な魅力で溢れています。
この十年の間に、ギャラリーやカフェ、ブティックや図書館など、内装をモダンに改装した建物が出現し、かつては、ひっそりと地元の人が行きかう静かな街も、今では国内外からの観光客を集める、パンジムの新たな人気観光スポットとなっています。
ジタンジャリ アートギャラリー(Gitanjali Art Gallery)は隠れ家のよう。いつ行っても無人だけど、自然光の入る美しい空間にあるホーリーバジルが静かに迎え入れてくれる。ゴアのアーティストの作品も多く展示されているので、アート好きにはおススメの場所。
年末だったので、クリスマスの飾り付けがそのままで、ライティングが可愛く街並みをキラキラと照らしていましたよ。フォンテーニャスには、昔ながらの建物を改装したゲストハウスも多くあります。
若者に人気のジョセフ・バーや、最近では日本風の居酒屋も出来て、夜も楽しめます。パンジムは素通りの観光客も多いけれど、それじゃあ勿体ない!小さな魅力が詰まったフォンテーニャスで是非泊まって、歩いてみてくださいね。