今回はインドのゴア州でも人気のスイーツ、シンプルだけどすごく美味しい セラドゥーラのお話です。
セラドゥーラって何
セラドゥーラは細かく砕いたビスケットと生クリーム、それにコンデンスミルクを加えて泡立てたクリームとを交互に重ねて冷やしたスイーツです。材料はシンプルですが、ふわっとした生クリームの層の軽い味わいと、細かく砕いたビスケットの食感との調和が特徴のデザート。グラスに盛って出されたり、カットされてお皿に盛って出てくることもあります。
セラドゥーラってどこのスイーツ?
セラドゥーラ[serradura]はポルトガル発祥のスイーツで、serraduraは[おがくず]を意味します。お菓子の名前におがくず…。でも確かに上の写真に見られるように、細かく砕いたビスケット(マリービスケットを使用することが一般的)がおがくずみたい?!ですよね。セラドゥーラは、実は比較的新しいデザートなのだとか、昔は生クリームを使ったお菓子はポルトガルではあまりなかったようです。
海を越えて広まったセラドゥーラ
日本でも、ポルトガルの置き土産、長崎のカステラがとっても有名ですよね。でもセラドゥーラの名前をあまり聞かないのは、やはり生クリームが手に入らず作れなかったから? あの有名な長崎堂のカステラの原材料は卵・小麦粉・砂糖・水飴 やはり乳製品は使っていませんね。
では海を渡って伝わったこのセラドゥーラ、今でも大人気のスイーツとして定着したのは、ポルトガルの海外領土だったマカオ。そして、ここインドのゴア州も。カフェやレストランでも定番デザートとなっているのはもちろん、作り方がとても簡単なので、家庭でもよく作られています。
オリジナルか、今どきか
ポルトガルの全土で食されるデザート、セラドゥーラは比較的に「モダンな」お菓子であるといいましたよね、今日ではチョコレートやイチゴ、マンゴーなどのフルーツを使ったり、アルコールが入ったものもあるようです。
ゴアではオリジナルのセラドゥーラが主流です。(私もシンプルなオリジナルが好き💖)ゴアで人気のカジュアルなカフェ・レストラン、クレモ[Cremeux]では、セラドゥーラはこんな容器に入って販売されています。フタの下はアルミのフタがしてあり、清潔感のある感じが気に入っています。工場で量産されてるとはいえ、なかなか美味しくて、レストランでいただくものとあまり変わらない?!
ゴアへ来られたら、ぜひ試してみてくださいね!
セラドゥーラの作り方
作り方はすごく簡単!
作って冷蔵庫で保存できます、パーティーなどでは前もって作っておけるので便利!
オシャレなグラスで作ると、とっておきのデザートに見えますよ~
材料:マリービスケット/100~150g
生クリーム/200ml
コンデンスミルク/大さじ4
バニラエッセンス/少々
作り方
- ビスケットは細かく粉状にする。(ジップロックに入れ麵棒などで細かくする。)
- 生クリームは7部立て位に少しとろりとするまで泡立てる。
泡立てた生クリームにコンデンスミルク、バニラエッセンスを加えて混ぜる。 - グラスやお好みの容器に1のビスケット、2のクリームを交互に入れる。
- 冷蔵庫で2~3時間冷やす又は冷凍庫で2~3時間軽く凍らせてもオーケイ。
ゴアのセラドゥーラを紹介しています👇
日本でセラドゥーラに似てるスイーツと言えば…
生クリームの食感と甘みが似ているパンナコッタ!!
★★★la contentoの高級パンナコッタ★★★
私のおすすめ商品
1.商品名:うれしい日のパンナコッタ 選べる4個セット
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