何かと「MOON」が話題になる昨今、見ると願い事が叶うという言い伝えがある「ブルームーン」が、2023年8月31日木曜日に到来します！
この月は、地球に特に接近しスーパームーンとなるため、最大かつ最も明るくなります。
この月の光を浴びると、幸運と奇跡が舞い込んでくると言われているそうですよー！
そして、その美しい光で地球を照らす「MOON」に、2023年8月23日21時33分ごろ（日本時間）インドの月探査機「チャンドラヤーン3号」が月の南極付近に降り立ちました！
月面に軟着陸した様子を見守るインド宇宙研究機関（ISRO）の管制室は喝采と喜びの興奮に沸き返り、ナレンドラ・モディ首相も国旗を振って笑顔を見せていました。
「インドの宇宙開発セクターにとって歴史的な日だ！」
「今日、チャンドラヤーンの名前はインドの子供たちの間で反響を呼んでいます。 すべての子供たちは科学者に自分の将来を見込んでいます」
「今後、毎年 8 月 23 日が国家宇宙デーとして祝われます」
「21世紀のこの時代、科学技術をリードする国が躍進していきます」
引用元：ナレンドラ・モディ首相のX（旧ツイッター）アカウント
あの日以来、インド国内での興奮はまだまだ続いていて、OSLOからの月面写真が次々と投稿されるなど、新鮮な驚きで話題を呼んでいます。SNS上でも「チャンドラヤーン3号」とOSLOの偉業は大きく讃えられているようです。
そして、数日後に「Times of India/ETimes」のインスタグラム アカウントでとても目を引くAIアートがいくつか掲載されました。
引用元：「Times of India/ETimes」のインスタグラム アカウント
オオオ！なんなんだっ、このセンスのいいAIアートは！
という驚きから調べてみると・・・
このＡＩアートの作者は、マイソール在住の ITコンサルタントであり、AIと写真を使ったAIアートで話題を呼び、インスタグラムでもで多くのフォロワーを抱えている、ゴクル ピラリ/Gokul Pillai 氏でした。
彼のインスタグラムに投稿されたアートを見ていると、代替現実（SR/Substitutional Reality)とか仮想現実(VR/Virtual Reality)なんて言葉が浮かんできます。AIが牽制している現代社会、アートの世界でもどんどんAIが開花していく様をまざまざと見せつけられているような、少し寂しい気分にもなるというか。
今や無料で一般人がAIを自由に使えるし、人間とAIの創造性が交錯する世界で、これからどこまで行くんだろう。。。
チャンドラヤーン3号が月面着陸したのも、人間の創造性と夢があって、それを支えたのがAIだったはず。今後もそのスタンスで血の通った発展が続けばいいなあと、私のようなド凡人は願ってはいますが。。。実際はどうなるのでしょうか。
「CNBC-TV18」の記事でゴクル ピライ氏を紹介していました。
私の主な懸念は、人々が自分の画像が AI を使用して作成されたことを明らかにせず、本物の画像として偽装していることです。この分野の出身者か、技術に詳しい人だけが違いを見分けることができます。私たちの大多数は、AI が何であるか、あるいは AI が存在することをまだ知りません。したがって、写真が本物かどうかを知る方法はありません。多くの人がフェイクニュースや誤った情報を広めるために意図的にこれを行っています。現在、AI を誰が使用できるか、どのように使用すべきか、人々を誤解させるために使用した場合にどのような影響があるかについての規制がないため、この問題に対する解決策はまだありません。誰にとっても新しいことです。
テクノロジーは進歩するばかりです。あるものは、他の特定のものを置き換え続けます。AI が実際に平均以上の結果をもたらす可能性があるため、おそらく平凡なアーティストは廃業するでしょう。通常、伝統的なアーティストが行うムードボードやシーン作成について、映画脚本家から多くの問い合わせを受けています。そうしているうちに、AI が人間を完全に置き換えることはできないことに気づきました。プロンプトを入力するだけでは作成できないものもあり、それらには人間の創造性と介入が必要だからです。今後どうなるかは分かりませんが、現時点では大きな懸念はありません。本当に優秀な仕事をしているのであれば、AI があなたの代わりを務めることはできないと思います。
引用先：「CNBC-TV18」AI artist Gokul Pillai shares how artificial intelligence is transforming photography
ゴクル ピライ氏のインスタグラム/ユーザーネームは［withgokul]です。
是非、彼のAIアートをご覧になって見てくださいね！
